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反抗期の息子を男にする方法 第6幕:純潔侵食編

反抗期の息子を男にする方法 第6幕:純潔侵食編_1

息子や、息子の友人やママ友と、誰にも言えない秘密の関係を続ける主婦・エリ。そんな彼女の前に現れたのは、息子の純真無垢な初めての彼女・サリナだった。

日常の裏で、友人の息子と画面越しに果て合い、ママ友のミカには試着室で声を殺した絶頂を強いられるエリ。さらに冷え切った夫からは都合のいい穴として扱われ、彼女の内に潜むドス黒い性衝動は限界を迎えていく。

そんななか、ウブなサリナから恋愛相談を持ちかけられたエリは、なんと二人きりでラブホテルへ。未来の練習という甘い言い訳のなか、まだ誰にも汚されていない処女の身体を、年上の女としての歪んだ嗜虐心でじわじわと発情させていくエリ。しかし、浴室のソープマットの上で二人の立場は逆転する――

総字数 約85,000字(読了時間 約2時間50分)

目次
第1章:ビデオ通話の夜
第2章:試着室の秘密の境界線
第3章:冷めきった中出しの代償
第4章:ラブホテルでの歪んだ性教育
第5章:『泡に濡れる最悪の女王

〈冒頭 約3,000字〉
第1章:ビデオ通話の夜

翌日の日曜日。
お昼ご飯を慌ただしく済ませた後、私はリビングのソファに腰掛けて、これからやってくる「招かれざる客」を待っていた。
夫には、今朝の朝食の時に「今日、タケルがカノジョを家に連れてくるって」と伝えた。しかし、夫はトーストを口に運んだまま、大して興味もなさそうに「悪いけど、今日は先約があるから」とタケルに軽く謝り、お昼前にはそそくさと出かけてしまった。
(自分の息子が、初めて付き合っている女の子を家に連れてくるっていうのに。それよりも大事な用事って、一体何?)
心の中で冷ややかな皮肉が口を突いて出たが、すぐに思い直す。近頃、私自身も「お茶」だの「買い物」だのと理由をつけては、週末に外出し、ヒロヤくんのたくましい身体に貪り尽くされているのだ。夫の休日の外出に目くじらを立てる資格など、この私にはこれっぽっちも残されていなかった。(しかも、私だって、夫と同様、タケルのカノジョに大した興味も無い。)
タケル自身は、父親の不在を大して気にも留めていない様子だった。
「まあ、オヤジまでいたら、あいつも緊張しちゃうかもしれないし。ちょうどいいよ、母さんだけで」
そう言って、朝から何度も鏡の前で前髪を整えていたタケルは、お昼過ぎになると「ちょっとバス停まで迎えに行ってくる!」と、弾みのついた足取りで家を飛び出していった。
昨日の夜から今朝にかけて、私は、この顔合わせについて、「めんどくさいなぁ」と憂鬱に思っていた。しかし、いざその時間が近づいてくると、不思議と覚悟が決まるもので、同時に「あのタケルが選んだ女の子」に対する、女としての、そして母親としての冷やかし半分の好奇心がじわじわと頭をもたげていた。
やがて、玄関のドアがガチャリと開き、タケルの少し高めの笑い声と、それに混じる高めの澄んだ声が聞こえてきた。
リビングのドアが開き、タケルの後ろから、小柄な人影がひょこりと顔を覗かせる。
「は、はじめまして……っ! 渡瀬サリナと申します。た、タケルくんと、お付き合いさせていただいています……っ!」
サリナちゃん、と呼ばれたその女の子は、細身でショートボブの、小動物を思わせる可愛らしい佇まいをしていた。
誰もが振り返るような息を呑む美人、というわけでは決してない。けれど、くるくるとよく動く大きな瞳と、八重歯が覗く口元には、天性の愛嬌がたっぷりと詰まっていた。守ってあげたい、と男の子に思わせるような、いかにも庇護欲をそそるタイプの、瑞々しい少女だった。
「タケルの母です。よろしくね。サリナちゃん」
私は努めて「大人の女」としての寛大で優雅な微笑みを浮かべ、穏やかな声を意識して返した。とはいえ、こういう時、母親としてどう振る舞うのが正解なのか、私には全く分かっていなかった。何と言っても、タケルが女の子を家に連れてくるなど、これが人生で初めての経験なのだ。
でも、まあ大丈夫でしょう。
私は心の中で、かなり楽観的なシナリオを描いていた。
こういうのは、親に一言挨拶を済ませたら、すぐに男の子の自室へと移動するものだ。そこで間違いが起こるのでは……という心配も、今のタケルの純情ぶった様子からして、少なくとも今日に限ってはなさそうだった。
私はお茶とお菓子をリビングに出してやり、適当に自己紹介したら、「じゃあ、ごゆっくり。あとは若い二人で」と、体よく自分の寝室へ引き上げるつもりだった。部屋に戻ったら、タブレットで、この頃見ていなかった韓国ドラマの続きでも見よう。そんなのん気な休日を期待していた。
……しかし、現実は、私の淡い期待を無残に打ち砕いた。
「タケルくんのお母さん、本当に綺麗ですね……! 綺麗というか、すごく若くて、私、最初に玄関で上がらせていただいた時、お姉さんかなって思っちゃいました! 髪もツヤツヤだし、お肌もスベスベで羨ましいです!」
お茶を出すなり、サリナちゃんは目をキラキラと輝かせながら、怒涛の勢いで私を褒めちぎり始めた。かと思えば、
「私、今、紅茶にはまっていて! 色んな茶葉のお茶を、色んな飲み方で試すのがマイブームなんです。今日いただいたお茶も、すごく香りが良くて美味しいです! これってアールグレイですか?」
私が答える隙を与える間もなく、彼女の口は滑らかに、そして弾むように次の話題へと転がっていく。
「そう言えば、この前のサッカー日本代表の試合、ご覧になりましたか? 私、サッカーを観るのが本当に大好きで! 自分では全然ボールを蹴れない運動音痴なんですけど、テレビでの試合は欠かさずチェックしてるんです。たまに、お父さんにスタジアムまで連れて行ってもらうこともあるんですよ!」
私が呆気にとられて相槌を打つことしかできずにいると、彼女はさらに加速していく。
「学校の勉強は、英語は割と得意なんですけど、その分、数学が本当に苦手で……。この前のテストなんか、本当に赤点ギリギリで大変だったんですよ! だから今度、タケルくんに放課後、数学を教えてもらうことになっているんです」
タケルは、楽しげにうなずいている。
「それから、私、以前は吹奏楽部をやっていて。こう見えてトランペットを吹いていたんですよ! うちの学校、全然弱小だったんですけど、でも、みんなで一つの曲を合わせるのって、本当に楽しくて……!」
などなど、などなど、などなど。
これでもかというくらい、サリナちゃんはノンストップで喋りまくり、リビングは彼女の独壇場と化していた。
とてもではないけれど、リビングから立ち去って自分の部屋に戻り、ドラマを見る時間など皆無だった。というか、彼女は一向にリビングのソファから立ち上がろうとしない。気がつけば、最初に出したお茶のカップはとっくに空になり、私は二回目のお茶を淹れ直すためにキッチンに立つ羽目になっていた。
(何なんだろう、この子は……)
お湯を沸かしながら、私は内心で呆れるやら感心するやらで、ため息をついた。別に、私は意地の悪い姑というわけでもなければ、彼女だって私を「将来の義母」として品定めしているわけでもあるまいに。そんなに気に入られようと、必死に自分をアピールして喋り続けなくてもいいはずである。……まあ、お姉さんみたいに若い、と褒められたのは、嬉しかったけれど。
タケルの方に視線をやると、彼はソファの端に座り、サリナちゃんが喋るのを、デレデレとした締まりのない笑顔でただただ見つめていた。
普通、自分の彼女を家に連れてきた男子なら、カノジョが自分の親とばかり喋っていたら、「そろそろ俺の部屋に行こうよ」と急かしたり、ムッとしたりするものだ……多分。それなのに、タケルは嫌がるそぶりを一切見せず、彼女のお喋りを本当に楽しそうに、嬉しそうに聞いている。
(一方の私は、全然楽しくないのだけど……)
若い女の子の日常の他愛のない話を延々と聞かされたところで、四十を過ぎた主婦にとっては何の面白さもない。お茶を淹れる労力が増えるだけ。とはいえ、今日の午後はタケルのための、タケルのカノジョを歓迎するための時間なのだ。こればかりは母親としての義務であり、やむを得ない。
ちょっとお喋りがすぎる、騒がしい子だとは思うけれど、まあ、人懐っこくて悪い子ではなさそう。それが分かっただけでもよしとしよう。私は沸騰したお湯をポットに注ぎ、新しい紅茶の葉がゆっくりと開いていくのを見つめた。
その時、リビングのソファの方から、サリナちゃんの澄んだ声が再び聞こえてきた。
「……だから、私、タケルくんが本当に羨ましいなあ。あんなに綺麗で素敵なお姉さんみたいな人が、お母さんだなんて。私のお母さんなんか、いっつも怒ってばっかりで――」

息子や、息子の友人やママ友と、誰にも言えない秘密の関係を続ける主婦・エリ。そんな彼女の前に現れたのは、息子の純真無垢な初めての彼女・サリナだった。

日常の裏で、友人の息子と画面越しに果て合い、ママ友のミカには試着室で声を殺した絶頂を強いられるエリ。さらに冷え切った夫からは都合のいい穴として扱われ、彼女の内に潜むドス黒い性衝動は限界を迎えていく。

そんななか、ウブなサリナから恋愛相談を持ちかけられたエリは、なんと二人きりでラブホテルへ。未来の練習という甘い言い訳のなか、まだ誰にも汚されていない処女の身体を、年上の女としての歪んだ嗜虐心でじわじわと発情させていくエリ。しかし、浴室のソープマットの上で二人の立場は逆転する――

総字数 約85,000字(読了時間 約2時間50分)

目次
第1章:ビデオ通話の夜
第2章:試着室の秘密の境界線
第3章:冷めきった中出しの代償
第4章:ラブホテルでの歪んだ性教育
第5章:『泡に濡れる最悪の女王

〈冒頭 約3,000字〉
第1章:ビデオ通話の夜

翌日の日曜日。
お昼ご飯を慌ただしく済ませた後、私はリビングのソファに腰掛けて、これからやってくる「招かれざる客」を待っていた。
夫には、今朝の朝食の時に「今日、タケルがカノジョを家に連れてくるって」と伝えた。しかし、夫はトーストを口に運んだまま、大して興味もなさそうに「悪いけど、今日は先約があるから」とタケルに軽く謝り、お昼前にはそそくさと出かけてしまった。
(自分の息子が、初めて付き合っている女の子を家に連れてくるっていうのに。それよりも大事な用事って、一体何?)
心の中で冷ややかな皮肉が口を突いて出たが、すぐに思い直す。近頃、私自身も「お茶」だの「買い物」だのと理由をつけては、週末に外出し、ヒロヤくんのたくましい身体に貪り尽くされているのだ。夫の休日の外出に目くじらを立てる資格など、この私にはこれっぽっちも残されていなかった。(しかも、私だって、夫と同様、タケルのカノジョに大した興味も無い。)
タケル自身は、父親の不在を大して気にも留めていない様子だった。
「まあ、オヤジまでいたら、あいつも緊張しちゃうかもしれないし。ちょうどいいよ、母さんだけで」
そう言って、朝から何度も鏡の前で前髪を整えていたタケルは、お昼過ぎになると「ちょっとバス停まで迎えに行ってくる!」と、弾みのついた足取りで家を飛び出していった。
昨日の夜から今朝にかけて、私は、この顔合わせについて、「めんどくさいなぁ」と憂鬱に思っていた。しかし、いざその時間が近づいてくると、不思議と覚悟が決まるもので、同時に「あのタケルが選んだ女の子」に対する、女としての、そして母親としての冷やかし半分の好奇心がじわじわと頭をもたげていた。
やがて、玄関のドアがガチャリと開き、タケルの少し高めの笑い声と、それに混じる高めの澄んだ声が聞こえてきた。
リビングのドアが開き、タケルの後ろから、小柄な人影がひょこりと顔を覗かせる。
「は、はじめまして……っ! 渡瀬サリナと申します。た、タケルくんと、お付き合いさせていただいています……っ!」
サリナちゃん、と呼ばれたその女の子は、細身でショートボブの、小動物を思わせる可愛らしい佇まいをしていた。
誰もが振り返るような息を呑む美人、というわけでは決してない。けれど、くるくるとよく動く大きな瞳と、八重歯が覗く口元には、天性の愛嬌がたっぷりと詰まっていた。守ってあげたい、と男の子に思わせるような、いかにも庇護欲をそそるタイプの、瑞々しい少女だった。
「タケルの母です。よろしくね。サリナちゃん」
私は努めて「大人の女」としての寛大で優雅な微笑みを浮かべ、穏やかな声を意識して返した。とはいえ、こういう時、母親としてどう振る舞うのが正解なのか、私には全く分かっていなかった。何と言っても、タケルが女の子を家に連れてくるなど、これが人生で初めての経験なのだ。
でも、まあ大丈夫でしょう。
私は心の中で、かなり楽観的なシナリオを描いていた。
こういうのは、親に一言挨拶を済ませたら、すぐに男の子の自室へと移動するものだ。そこで間違いが起こるのでは……という心配も、今のタケルの純情ぶった様子からして、少なくとも今日に限ってはなさそうだった。
私はお茶とお菓子をリビングに出してやり、適当に自己紹介したら、「じゃあ、ごゆっくり。あとは若い二人で」と、体よく自分の寝室へ引き上げるつもりだった。部屋に戻ったら、タブレットで、この頃見ていなかった韓国ドラマの続きでも見よう。そんなのん気な休日を期待していた。
……しかし、現実は、私の淡い期待を無残に打ち砕いた。
「タケルくんのお母さん、本当に綺麗ですね……! 綺麗というか、すごく若くて、私、最初に玄関で上がらせていただいた時、お姉さんかなって思っちゃいました! 髪もツヤツヤだし、お肌もスベスベで羨ましいです!」
お茶を出すなり、サリナちゃんは目をキラキラと輝かせながら、怒涛の勢いで私を褒めちぎり始めた。かと思えば、
「私、今、紅茶にはまっていて! 色んな茶葉のお茶を、色んな飲み方で試すのがマイブームなんです。今日いただいたお茶も、すごく香りが良くて美味しいです! これってアールグレイですか?」
私が答える隙を与える間もなく、彼女の口は滑らかに、そして弾むように次の話題へと転がっていく。
「そう言えば、この前のサッカー日本代表の試合、ご覧になりましたか? 私、サッカーを観るのが本当に大好きで! 自分では全然ボールを蹴れない運動音痴なんですけど、テレビでの試合は欠かさずチェックしてるんです。たまに、お父さんにスタジアムまで連れて行ってもらうこともあるんですよ!」
私が呆気にとられて相槌を打つことしかできずにいると、彼女はさらに加速していく。
「学校の勉強は、英語は割と得意なんですけど、その分、数学が本当に苦手で……。この前のテストなんか、本当に赤点ギリギリで大変だったんですよ! だから今度、タケルくんに放課後、数学を教えてもらうことになっているんです」
タケルは、楽しげにうなずいている。
「それから、私、以前は吹奏楽部をやっていて。こう見えてトランペットを吹いていたんですよ! うちの学校、全然弱小だったんですけど、でも、みんなで一つの曲を合わせるのって、本当に楽しくて……!」
などなど、などなど、などなど。
これでもかというくらい、サリナちゃんはノンストップで喋りまくり、リビングは彼女の独壇場と化していた。
とてもではないけれど、リビングから立ち去って自分の部屋に戻り、ドラマを見る時間など皆無だった。というか、彼女は一向にリビングのソファから立ち上がろうとしない。気がつけば、最初に出したお茶のカップはとっくに空になり、私は二回目のお茶を淹れ直すためにキッチンに立つ羽目になっていた。
(何なんだろう、この子は……)
お湯を沸かしながら、私は内心で呆れるやら感心するやらで、ため息をついた。別に、私は意地の悪い姑というわけでもなければ、彼女だって私を「将来の義母」として品定めしているわけでもあるまいに。そんなに気に入られようと、必死に自分をアピールして喋り続けなくてもいいはずである。……まあ、お姉さんみたいに若い、と褒められたのは、嬉しかったけれど。
タケルの方に視線をやると、彼はソファの端に座り、サリナちゃんが喋るのを、デレデレとした締まりのない笑顔でただただ見つめていた。
普通、自分の彼女を家に連れてきた男子なら、カノジョが自分の親とばかり喋っていたら、「そろそろ俺の部屋に行こうよ」と急かしたり、ムッとしたりするものだ……多分。それなのに、タケルは嫌がるそぶりを一切見せず、彼女のお喋りを本当に楽しそうに、嬉しそうに聞いている。
(一方の私は、全然楽しくないのだけど……)
若い女の子の日常の他愛のない話を延々と聞かされたところで、四十を過ぎた主婦にとっては何の面白さもない。お茶を淹れる労力が増えるだけ。とはいえ、今日の午後はタケルのための、タケルのカノジョを歓迎するための時間なのだ。こればかりは母親としての義務であり、やむを得ない。
ちょっとお喋りがすぎる、騒がしい子だとは思うけれど、まあ、人懐っこくて悪い子ではなさそう。それが分かっただけでもよしとしよう。私は沸騰したお湯をポットに注ぎ、新しい紅茶の葉がゆっくりと開いていくのを見つめた。
その時、リビングのソファの方から、サリナちゃんの澄んだ声が再び聞こえてきた。
「……だから、私、タケルくんが本当に羨ましいなあ。あんなに綺麗で素敵なお姉さんみたいな人が、お母さんだなんて。私のお母さんなんか、いっつも怒ってばっかりで――」

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