聖廉女学園の用務員〜完璧生徒会長東雲咲耶の淫欲〜




「はぁ…仕事、クビになるなんて」
俺こと笹塚浩一は、不景気の煽りを受け突然会社から首を切られていた。
「ブラックとは思ってたけどさ」
残業は当たり前。
上司からのいびりや理不尽なノルマ、当然の休日出勤などなど、ブラックな点をあげればきりがない。
「…ブラック企業から解放されたと思えば」
プラマイゼロだと思えなくもないが、現在の物価高や経済の不透明さも相まって今無職で過ごすのは非常に不味い。
せめて安心して生活できるだけの‘何か’が欲しい。
「いい仕事があるかどうか」
二十代も半ばを過ぎたおっさんを正社員として雇ってくれるホワイト企業がこのご時世に一体どれだけあるか…
「…と、通知?」
――そんな先の見えない不安に苛まれていると、ある人物からの連絡が入る。
「あんた会社を首になったんだって?」
それはずっと疎遠になっていたはずの‘三枝花音’からで、しかも花音は何故か俺の事情も知っていて!?
「ねぇ、浩一。あんた、私が運営する学園で用務員として働いてみる気ない?」
そんな花音から提案される用務員の仕事。
「……わかった」
俺はわらにも縋る気持ちで一も二もなく、その提案を受け入れるが――
「女子校ぉおおおおお!?」
それが‘女子校での住み込みの仕事’だということを後から知ることになるのだった。
……。
…………。
………………。
…だが、このときの俺はまだよく理解していなかった。
この聖廉女学園で用務員として働くことの意味を。
そして、あの‘裏業務’を俺に行わせることの理由も……。
FANZA(旧:DMM.R18)ウォーターマークがついているサンプル画像は
株式会社デジタルコマースの許諾を得て掲載しております。
契約をしていないサイトが画像の二次利用を行う事は禁止されています。
著作権者様へ
著作権物の転用に関する問い合わせは出版社にご確認してください。
-------------------