自閉症の息子をお風呂に入れるお母さんの話。
お便り雑誌「主婦の恥じらい」に送られてきた読者からの相談。
篠原怜子さん(40歳・主婦)
【相談内容】
「 お世話になります。早速ですが息子のことで先生にご相談があります。息子は自閉症と診断され日常の作業、例えば着替えからお風呂まで人の手、つまり親の手伝いが必要になります。そして特徴として物を物と判別することはできてもそれが何なのかは理解できないのです。かくいう私も主人も、ママ、パパと呼ばれたことは一度もなく医者からは生涯それはないかもしれないと言われています。
せめてお風呂で世話を焼くことで母親の責任を果たしていると自分には言い聞かせていますが成長して大人になるにつれ、それすらも拒否されるようになってきてしまいました。
一度でいいからママと呼んで欲しい。こう考える私はわがままなのでしょうか?
アドバイスのほどよろしくお願いします。」
一般家庭の主婦は表ざたにできない様々な悩みを抱えているもの。
このお話は自閉症の息子を持つ主婦の悩みの物語です。精神的には未○達でも身体は成長していく。母子の関係も性の違いから混乱が起きていく。そんなギャップと向き合いながら奮闘する母親の話です。
※相談回答は本編をご覧ください。
◯コミック82ページ(表紙、奥付含む)
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